ジャイロボールの投げ方について紹介します。松坂大輔投手も投げるとうわさされているジャイロボールは握り方よりも投げ方によって変化に違いが生じる謎の多い野球の変化球です。
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ジャイロボールの投げ方は、正面に来るボールの縫い目のパターンを変えることによって失速率が変わり、投げ方やボールの変化の仕方など謎の多い変化球です。
プロ野球「西武ライオンズ」から大リーグ「ボストンレッドソックス」へ入団した松坂大輔投手が、ジャイロボールを投げるとうわさになっております。
どれだけ変化に違いがあるかといいますと、フォーシームジャイロボールとツーシームジャイロボールをそれぞれ時速150kmで投げた場合、ホームベースに到達するまでに、時間にして約0.02秒、距離にして約80cmの差が出るといわれています。
ジャイロボールは、この80cmの差を、正面に向かう縫い目模様を変えることによって生じさせることができます。
ツーシームジャイロボールの投げ方として、ピッチャーの個人差もありますが、オーバースローやスリークォーターのよりは、サイドスローの投げ方ほうが投げやすく失投が少ないとされています。
また、野球で同じ投手がフォーシームジャイロボールとツーシームジャイロボールを投げた場合では、ツーシームジャイロボールは終速だけでなく初速も遅くなります。
ジャイロボールは、回転軸の向きと進行方向が同じ場合、重力によって少しずつ沈む特徴があり、ボールが沈むという点ではフォークボールに近いといえるのではないでしょうか。
ジャイロボールは、1995年に、スポーツ科学者で、プロ野球の日本ハムファイターズなどでコンディショニングコーチを務めたこともある、手塚一志氏によって確認されています。
野球でピッチャーが投げる変化球のなかでは、比較的歴史の浅い変化球といえます。
手塚一志氏が、エックス・ジャイロという円筒状のおもちゃを投げて遊んでいたところ、最初はうまく遠くへ投げることができなかったそうです。
そこで何度も練習をしているうちに、遠くへ投げることができるリリースを見つけ、そのリリースを野球に応用したのが、ジャイロボールの始まりといわれています。
ジャイロボールは、進行方向に回転軸が向いてらせん回転をするのが特徴で、右投手が投げた場合は、投手から見て時計回りに、左投手が投げた場合は、反時計回りの回転になります。
ジャイロボールは、投げ方のほうが握り方より重要となり、この点は、従来の野球の変化球であるカーブやフォークボールなどと異なるところです。
握り方は直球と大きな違いはありませんが、投げ方に関しては、一連の投球動作にダブルスピン投法や、ジャイロリリースといった投球感覚をつかむことで、ジャイロボールを投げることできるとされています。